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ブラッター会長、会見の場で大量の“紙幣”を投げつけられる

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 国際サッカー連盟(FIFA)は20日、次期会長選挙の日程を来年2月26日に決定したと発表した。その記者会見の場でゼップ・ブラッター会長がとんでもないアクシデントに見舞われた。『BBC』や『ESPN』など複数メディアが報じている。

 会見開始直前、着席したブラッター氏の正面に歩み出たイングランドの著名コメディアンであるサイモン・ブロドキンが大量の札束を手に「これは2026年W杯を北朝鮮で行うための賄賂だ」とまくし立てた。

 ブラッター氏が「警備員、来てくれ!」と繰り返し声を張るなか、ブロドキンは札束をブラッター氏の頭上からばら撒き、駆け寄った警備員によって場外へ連れ出された。憮然とした表情のブラッター氏は会見場から退出するも、その後に戻ってくると会見を開始。滞りなく進められた。英『BBC』などによると、投げつけられたのは偽札だったという。

 今回の事件を起こしたブロドキンには“前科”があり、イングランド代表のオフィシャルスーツを身にまとい、移動中の同代表チームに溶け込もうとしたほか、マンチェスター・シティのユニフォームを着て、試合前のアップに忍び込んだこともある“常習犯”だという。

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