10周年を迎える「ミズノカップU-18IN熊本」(8月14日～16日)への出場権を懸けた「ミズノグローイングアップリーグin黒潮・宿毛2015」が22日から24日まで宿毛市運動公園や土佐西南大規模公園(黒潮町)などで行われ、優勝した三好高(愛知)と準優勝の龍谷高(佐賀)が「ミズノカップU-18IN熊本」への出場権を獲得した。

　参加12校を4チームずつの3グループに分け、各グループ1位の3校と、各2位の最上位1校が準決勝へ進出。予選リーグAグループは三好が3連勝で突破し、グループBは境高(鳥取)との直接対決を2-1で制した熊本農高(熊本)が1位を決めた。また、グループCは校名変更後、昨年から参加している京都廣学館高(京都)が東岡山工高(岡山)との首位争いを制して2勝1分で1位突破。そして佐賀の新興勢力、龍谷が2位の最上位校として準決勝進出を果たした。

　勝者がミズノカップ本大会への出場権を獲得する準決勝では三好が0-2からの逆転で熊本農に3-2で勝利。もう1試合では、龍谷が京都廣学館に4-1で快勝した。既にミズノカップ熊本への出場権を得た三好と龍谷の決勝は、素早い攻守の切り替えの応酬で、互いに一歩も引かない展開のまま0-0で試合終了。PK戦を4-2で制した三好が優勝を飾った。

　ミズノカップ熊本は、8月の14日から3日間。今大会を勝ち上がった三好、龍谷両校の活躍が期待される。

【決勝】
三好高 0-0(PK4-2)龍谷高

【準決勝】
三好高 3-2 熊本農高
京都廣学館高 1-4 龍谷高

[写真]優勝を喜ぶ三好イレブン