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[クラブユース選手権(U-18)]大宮ユースCB北西、自身の悪い流れから「どうにかして変えたいという気持ち」で先制ヘッド!

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[7.28 日本クラブユース選手権(U-18)大会準々決勝 大宮ユース 4-0 札幌U-18 県立敷島]

 試合の入りは非常に悪かった。チームメートたちの声で何とか自分にスイッチが入るというほど、序盤の出来は良くなかった。大宮アルディージャユースCB北西真之(2年)は「自分の中で変わるきっかけ。(悪い流れを)どうにかして変えたいという気持ちがあった」という。

 その絶好の機会となったのが前半34分に迎えた左FKのシーン。MF長谷川元希の左FKに反応した北西は「ここで入れたいという気持ちと重なって、いいボールも来てあとは当てるだけでした」とタイミングのいいヘディングシュート。これがゴール左隅へ決まる先制点となった。

 この後は自身も完全に落ち着きを取り戻し、ヘディングの強さやスピードを活かして、1回戦で3得点をマークしている札幌U-18を完封勝利。高さ、ビルドアップに特長を持つCB野崎玲央とのコンビによって攻守でチームを支えている。

 準決勝の対戦相手は千葉U-18。この日、自らのゴールで悪い流れを脱した2年生CBは「攻撃陣は調子よくて乗っているので、あとは守備陣が守り切りたいです」と意気込んだ。 

[写真]前半34分、大宮ユースはCB北西が先制ヘッド

(取材・文 吉田太郎)
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