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「森重槙野で支える」かつての2トップが代表でCBコンビ初結成へ

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 中学時代に2トップとしてコンビを組んだ2人が、日本代表のセンターバックで初めてコンビを組むことになりそうだ。2日の東アジア杯初戦となる北朝鮮戦に向けた最終調整。主力組のセンターバックに入ったのがDF槙野智章(浦和)とDF森重真人(F東京)だった。

「後ろはバランスを崩さず、森重槙野でしっかり支えてオーガナイズしていきたい」。そう意気込んだのは、今回のメンバーでハリルジャパン最多の3試合に先発している槙野だ。同じく今回の23人では国際Aマッチ最多の22試合に出場している森重とのコンビがまずは守備を安定させることが、重要なポイントになる。

 2013年に韓国で開催された前回の東アジア杯にも出場している2人だが、槙野は当時のザックジャパンで左サイドバックとして起用されており、前回大会の中国戦と韓国戦にそろって先発しているものの、左サイドバックとセンターバックという関係性だった。

 かつてサンフレッチェ広島ジュニアユース時代に2トップを組んでいた槙野と森重が、日本代表のセンターバックとしてコンビを組めば初めて。「僕にあって森重にないものもあるし、その逆もある」(槙野)。2人の“阿吽の呼吸”にも期待がかかる。

「対戦相手は、対日本のモチベーションが高い。それを受けて立つのではなく、それ以上に自分たちが勝ちたい気持ちを出して、立ち上がりの5分で“行くぞ”というところを示さないといけない」。そう力を込める槙野は「いろんな状況が起こり得るけど、そういうマイナスの要素に負けない元気いっぱいの選手がいる」と、“若き日本代表”を引っ張っていく決意だ。

(取材・文 西山紘平)

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