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古巣のライバルクラブ加入のグイサ、ファンから「死ね」と罵倒される

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 今夏にセロ・ポルテ―ニョからカディスに移籍したFWダニ・グイサだが、カディスファンには罵倒でもって迎えられることになった。

 2部B(実質3部リーグ)のクラブ加入ながら、5年ぶりにスペインへと戻ってきたグイサ。過去にはリーガエスパニョーラ得点王にも輝いた同選手だが、カディスファンの対応は辛辣なものだった。

 グイサはアンダルシアのカディス県生まれではあるが、カディスのライバルクラブであるヘレスCDの下部組織出身であり、同クラブでプロデビューを果たした。そのため「カディスのユニフォームに袖を通すことは絶対にない」と発言するなど、カディスへの敵対感情を露わにしていた過去を持つ。

 そして1日、グイサはカディスの本拠地で入団会見に臨んだが、スタジアムの前に集まったファンは同選手を罵倒。「グイサ、死ね!」とのコールを、何度も何度も浴びせている。

 グイサは入団会見で、この件について言及。過去の発言が過ちであったとして、カディスの2部A昇格に尽くすことを誓っている。

「まずは容赦を請いたい。多くの馬鹿げた発言をしてきた。昇格を達成するため、このユニフォームを汗まみれにするつもりだ」

「あの頃の僕は若く、成熟していなかった。ただ、今は多くのことを学んでいる。現在は謝ること、昇格を目指すことしかできない。とにかく、僕はプレーだけに集中して、自分のチームメートを助けていく。侮辱を気にしていてもしょうがないし、自分の仕事はプレーをすることにほかならない」

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