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[総体]途中出場MF片岡が勝負決める!! 広島皆実が旭川実下して8強入り

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[8.5 全国高校総体3回戦 広島皆実 1-0 旭川実 総合グラウンド(神戸)]

 広島皆実高(広島)が旭川実高(北海道2)から1-0の完封勝利を収めて3回戦突破を決めた。準々決勝に駒を進めた広島皆実は、7日に関東一高(東京1)と対戦する。

 ともに前日の2回戦はPK戦を制して勝ち上がってきた両チームの対戦は、互いに集中した守備を披露して相手にシュートチャンスを簡単には作らせない。広島皆実は前日2ゴールのFW前谷慧らが、対する旭川実は1回戦でハットトリックを達成したFW荒川勇気らがシュートまで持ち込む場面を作り出すが先制点を奪うには至らなかった。

 前半のシュート数が広島皆実3本、旭川実が2本と両チームともになかなか好機を生み出せなかったが、後半21分についに広島皆実が試合を動かす。MF藤井敦仁のパスを受けた途中出場のMF片岡永典が左足でネットを揺らし、貴重な先制点をもたらした。

 まずは同点に追い付きたい旭川実はFW瀬川瑞己、MF小田匠と次々と攻撃なカードを切って流れを引き寄せようとするが、体を張った広島皆実守備陣を崩し切れず。広島皆実は後半のシュート数を1に抑えられながらも、その1本を片岡がきっちりゴールに結び付けて1-0の完封勝利を収め、準々決勝進出を決めた。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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