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厳しい船出…前半に退場者出したミラン完敗、本田は煽りを受けて途中交代

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[8.23 セリエA第1節 フィオレンティーナ2-0ミラン]

 ミランは23日、今季セリエA開幕戦でフィオレンティーナと敵地で対戦し、0-2で敗れた。MF本田圭佑は先発出場したが、退場者を出したこともあり、前半39分で途中交代となった。

 本田は17日に行われた今季公式戦初戦のコッパ・イタリア3回戦のペルージャ戦で初ゴールを記録。これが2年連続でミランの公式戦初ゴールとなるなど、存在をアピールしていた。昨季のリーグ戦開幕戦でも初ゴールを記録し、その後の好調につなげていただけに、今季の開幕戦にも注目が集まった。

 しかし思わぬアクシデントに巻き込まれてしまった。ミランは前半36分、CBで先発していた21歳DFロドリゴ・エリーが2枚目のイエローカードで退場。さらにこのプレーで与えたFKをDFマルコス・アロンソに直接決められ、先制を許してしまう。ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、直後にトップ下で先発していた本田に代えて、DFクリスティアン・サパタの投入を決断した。

 数的不利のミランは後半に入るとさらに失点を重ねてしまう。11分、MFヨシップ・イリチッチにエリア内への侵入を許すと、DFアレッシオ・ロマニョーリがたまらずファウル。このPKをイリチッチ自らに決められ、点差を広げられた。敵地戦とはいえ、開幕戦で完敗を喫したミラン。昨季10位からの巻き返しを誓ったシーズンだが、厳しい船出となってしまった。


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