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ドルトムントCEO、移籍市場の期限を早めるべきと主張

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 ドルトムントのハンス・ヨハヒム・バツケCEOが、現在の移籍市場のシステムに疑問を投げかけている。

 イングランドを除き8月31日に最終日を迎えた欧州の移籍市場。駆け込み補強や大物選手獲得の失敗があるなど、今夏もたくさんのドラマが生まれた。

 だがバツケCEOはこのシステムが資金潤沢なクラブに有利に働くとの見解を示し、改善を促すよう警鐘を鳴らしている。ドイツ『ビルト』へのコメントをスペイン『EFE通信』が伝えた。

「非常に腹立たしい。移籍市場は8月1日に閉まるべきだ」

「今起きているのは、こういうことだ。ビッグクラブやお金のあるクラブが8月30日や31日に2000万、3000万、4000万、5000万ユーロを提示する。それにより、すべてがかき回される」

 さらに、バツケCEOはこう続けている。

「ある監督は言うだろう。『プレシーズンをやって、その後に4選手が去り、新たに4選手を迎えるのであれば、どうしてプレシーズンをやる必要があるのだろうか?』とね」

 またボルフスブルクのディーター・へキング監督もドルトムントCEOに同意している。

「ここ数年、誰もが移籍市場の期限に満足してきた。この夏は最終日に人目を引くような移籍が実現した。しかし、いつもこうでなければいけない理由などない」

 ボルシアMGのマックス・エーベルSD(スポーツディレクター)はシーズン開幕時に市場が閉まるべきだと考えている。

「リーグ戦開幕時に移籍市場が閉まり、メンバーが固定される。私にはそれが妥当に思える」

 ヘルタのミヒャエル・プリーツSDは、エーベルSDに同調した。

「リーグ戦開幕時に移籍市場が閉まってくれたら、お祝いものさ」

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