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[CL]いきなり爆発のC・ロナウドがハット達成…レアル、4発圧勝で白星発進

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[9.15 欧州CLグループリーグ第1節 R・マドリー 4-0 シャフタール]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は15日、グループリーグ第1節1日目を行い、A組ではレアル・マドリー(スペイン)とシャフタール(ウクライナ)が対戦して、レアルがFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックなどで4-0の快勝を収めた。

 序盤から積極的にシュートを狙うレアルは前半3分、MFトニ・クロースのCKからMFイスコが右足で狙ったがボールは枠を捉え切れず。さらに同14分にはC・ロナウドのスルーパスからFWカリム・ベンゼマが完全に抜け出して決定機を迎えたが、GKアンドリー・ピアトフまでかわして放ったシュートは枠上に飛んでしまい先制点を奪うには至らなかった。

 すると、前半27分にレアルをアクシデントが襲う。FWガレス・ベイルが接触のないところで負傷し、ピッチ上に座り込んでしまいピッチを退くこととなった。しかし、交代選手が入るまで10人で試合を進めるレアルが思わぬ形で先制する。

 前半30分、MFイスコが左サイドから上げたクロスをGKアンドリー・ピアトフがまさかのファンブル。こぼれ球にいち早く反応したベンゼマが無人のゴールへと流し込んでスコアを1-0とした。1点を先行したレアルは同31分、負傷したベイルに代わってMFマテオ・コバチッチを投入する。

 1-0とレアルがリードしたまま後半を迎えると、後半5分にMFタラス・ステパネンコが2度目の警告を受けて退場し、シャフタールが数的不利に陥ってしまう。すると同9分、PA内で放ったC・ロナウドのシュートが、DFダリヨ・スルナの手に当たったとしてレアルにPKが与えられる。このPKをC・ロナウドがきっちりと蹴り込んでリードは2点差に広がった。

 さらに後半18分には、PA内に進入したDFダニエル・カルバハルがDFマルシオ・アゼベドのファウルを誘って、再びレアルがPKを獲得。キッカーを務めたC・ロナウドがネットを揺らして、スコアは3-0となった。

 後半32分にレアルが追加点の好機を迎えるが、イスコのクロスから放ったベンゼマのヘディングシュートは枠を外れる。しかし同36分、CKの流れからDFマルセロの放った強烈なシュートはピアトフに阻まれながらも、こぼれ球に反応したC・ロナウドがヘディングで押し込んでハットトリックを達成。その後、スコアは動かずにレアルが4-0の完封勝利で白星スタートを切った。


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