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15年ぶりのブラジル撃破を喜ぶサンパオリ「チリがサッカー界でさらに尊敬される」

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 8日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第1節の試合で、チリはブラジルをホームに迎えて2-0の勝利を収めた。ホルヘ・サンパオリ監督は強豪相手の勝利には大きな意味があると強調している。

 今年行われたコパ・アメリカでは決勝でアルゼンチンを下し、自国開催の大会で悲願の初優勝を遂げたチリ。その勢いをW杯予選にも持ち込み、初戦でブラジルから勝ち点3をもぎ取った。

 チリにとってブラジルは、近年のW杯本大会に出場するたびにベスト16で激突して敗れてきた「天敵」。2002年大会予選以来となる15年ぶりの白星を挙げ、サンパオリ監督は次のように喜びの言葉を述べた。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。

「ブラジルを倒すのは最高のチームを倒すようなものだ。私はアルゼンチンには勝ったが、ブラジルに勝ったことはなかった。この勝利によりチリはサッカーの世界でまた別のレベルの尊敬を受けることができる」

「永遠に続くものではないので、今のこの時期をうまく生かさなければならない。こういう勝利は、ロシアで戦うことができるという期待を与えてくれるものだ。5度の世界王者となっている歴史あるチームを倒すことには非常に大きな意味がある」

 最高のスタートを切ったチリは、13日の第2節ではアウェーでペルーと対戦。コパ・アメリカ準決勝の再戦となる。

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