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親善試合のミラノダービーに本田が左ウイング、長友が左MFで先発か

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 ミランインテルは21日、サン・シーロで親善試合のベルルスコーニ杯を行う。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は両チームの予想スタメンを掲載。ミランのFW本田圭佑、インテルのDF長友佑都がともに名を連ねており、日本人対決が実現しそうだ。

 同紙はミランのスタメンについて、17日のトリノ戦から7人を入れ替えると予想。システムはトリノ戦と同じ4-3-3となる見通しだが、前線の配置に関しては「若干、異例の3トップを並べるだろう。アレッシオ・チェルチ、ルイス・アドリアーノとともに、左に本田が入る可能性がある」と指摘している。

 本田はフィリッポ・インザーギ前監督が指揮した昨季序盤、4-3-3の右ウイングを務め、ゴールを量産したが、シニシャ・ミハイロビッチ監督は左ウイングに置く考えを持っているようだ。

 一方のインテルは18日のユベントス戦に先発した11人と途中出場のMFフレディ・グアリンを招集外とし、スタメンを総入れ替えする。同紙によると、システムは4-4-2で、長友は左サイドハーフで先発する見込み。DFダニーロ・ダンブロージオが左サイドバック、DFマルティン・モントーヤが右サイドバックに入ると予想している。

 同紙は長友、ダンブロージオ、そして右サイドハーフでの先発が予想されるFWジョナサン・ビアビアニーの3選手について「今シーズン、45分間以上、ピッチにいるべきではない選手たち」と指摘。事実上、構想外の選手たちがアピールできるかどうかを試合のポイントの一つに挙げている。

 今季のミラノダービーは、7月25日に中国・深センで行われたインターナショナルチャンピオンズ杯、9月13日に行われたセリエA第3節に続いて3回目。インターナショナルチャンピオンズ杯では本田、長友ともに先発したが、リーグ戦では本田は先発したものの、長友はベンチスタートで最後まで出番がなく、日本人対決は実現しなかった。

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