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ファン・ハール、得点不足のルーニーらに…「マリオ・ゴメスをお手本に」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、FWウェイン・ルーニーやチーム全体のゴール不足について、「頑張りすぎている」ことが原因かもしれないと話している。

 今季プレミアリーグで上位を争っているユナイテッドだが、10試合を終えた時点での得点数は上位6チームで最少の15点。エースとして期待されるルーニーは2ゴールにとどまり、批判の対象ともなっている。

 31日に行われるプレミアリーグ第11節クリスタル・パレス戦を前に、ユナイテッド指揮官は次のように語った。イギリス複数メディアが伝えている。

「選手たちも人間なんだ。彼らはゴールを決めたいと思っているが、強く望みすぎていて、そのために必ずしも良い(プレーの)選択ができていないのかもしれない」

「彼(ルーニー)もやりすぎているのかもしれないね。選手としては、自分の調子やフィニッシュをどうすれば改善できるか分からないものだ。疑問も生まれてくるものだが、必死にやりすぎてもメンタルの状態は落ち込み、それがあらゆることに影響してしまう」

 今季のルーニーは1試合平均で約50回のボールタッチを記録。前線に供給するボールが不足しているわけではないとして、かつて指導した現ベジクタシュのFWマリオ・ゴメスを例に挙げた。

「私がバイエルンの監督だったとき、ストライカーはゴメスだった。彼のボールタッチ数は1試合あたり平均9回、最高で14回だったよ。だが彼は毎試合ゴールを決めていたんだ」

「我々のストライカーたちのボールタッチ数が少ないとは思わない。どういう形でボールが来て、どういう決断をして、その状況にいかに素早く対処できるかが重要なんだ」


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