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「内容はひどかったけど…」1G1Aの清武が逆転勝利に導く

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[11.1 ブンデスリーガ第11節 ハンブルガーSV1-2ハノーファー]

 ブンデスリーガは1日、第11節3日目を行い、MF清武弘嗣とDF酒井宏樹の所属するハノーファーは敵地でハンブルガーSVと対戦し、2-1で逆転勝ちした。1ゴール1アシストを記録した清武は「ひどかったですけど、内容は。でも良かった」と、苦しみながらの逆転勝利に安堵の表情を見せた。

 前半6分に先制を許したハノーファーはその後も何度となくハンブルガーSVに決定機をつくられた。「チームとしてボールを受けるのを怖がっていた。アウェーだし、難しかった部分もある」。良いところなくハーフタイムを迎えると、「めっちゃ怒っていた」というミヒャエル・フロンツェク監督からゲキを飛ばされた。

 後半開始から2人を交代し、18歳のMFアラン・サン・マクシマン、22歳のFWウッフェ・ベックがピッチに入る。すると、「メンバー交代で若い選手が入って来て、それがデカかった」と、この交代策で流れが変わり、後半14分に酒井宏のパスに抜け出したベックがPA内で倒され、PKを獲得した。

 キッカーを務めた清武は冷静にGKを逆を突き、ゴール右に流し込む同点弾。「ゴールはゴールなので良かった」という4試合ぶりの得点で試合を振り出しに戻すと、後半22分には右サイドから左足でピンポイントのクロスを送り、決勝点をアシストした。

「後半、あれだけ盛り返したというのは良かった」。1ゴール1アシストで今季通算2ゴール4アシストとした清武の活躍で2-1の逆転勝利をおさめたハノーファーが敵地で貴重な勝ち点3を獲得した。

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