beacon

[選手権予選]「すべてが完璧」「とんでもない」、玉野光南の劇的V弾を世界中が大絶賛

このエントリーをはてなブックマークに追加

 10月31日に行われた第94回全国高校サッカー選手権岡山県予選決勝で、玉野光南高のFW土居晃貴(3年)が延長後半アディショナルタイムに奪ったスーパーゴールが、世界中で大絶賛されている。

 玉野光南は選手権予選決勝で、県内のライバル校・作陽高と対戦。1点ビハインドの後半アディショナルタイムに、FW片山知紀が鮮やかな左足ボレーを決めて延長戦に持ち込むと、迎えた延長後半アディショナルタイム、GK栗尾純平からのロングボールをヘディングで繋いだボールが、最前線にいた土居に渡る。

 土居は、胸トラップと右足コントロールで前を向くと、倒れ込みながらボレーシュート。エリア外からのシュートだったが、ボールはやや前に出ていたGKの頭上を越えて、ゴールネットを揺らした。決めた本人も「ボールを蹴ったら、あ、入った、という感じ。何があったのか、よく分からないです」と目を丸くするスーパーゴール。語り草となるであろう劇的な決勝弾は、2年ぶりの全国切符を手繰り寄せた。

 ゴールシーンは『YouTube』などの動画サイトに投稿され、SNS上で大きな話題を集めていたが、世界中のメディアもこのゴールに注目。アメリカ『CBSスポーツ』のロジャー・ゴンザレス記者は史上最高のゴールの一つと絶賛。「このプレーはすべてが完璧だった。これより素晴らしいゴールが今後しばらく見られない可能性があるとても印象的だ」と評論した。

 また『ESPN』も「今年見てきた最高のゴールの一つ」と紹介。記事内に動画をはさみ込み、「とんでもない」と記した。その他、欧州複数メディアも「すごいゴールだ」などと取り上げている。

▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015

TOP