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カンボジア熱狂の“スター軍団”来訪、スタジアムはキックオフ5時間前に開場

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 “スター軍団”の来訪にカンボジアのサッカーファンが熱狂した。17日、カンボジアの首都プノンペンにあるナショナルオリンピックスタジアムで行われたW杯アジア2次予選で、カンボジア代表は日本代表と対戦。0-2で敗れたが、選手たちも試合終了と同時に日本代表の選手たちにユニフォーム交換をねだるなど、W杯の出場権を争う公式戦とは思えない熱烈な歓迎ムードの中で試合が行われていた。

 試合前から異様な盛り上がりを見せていた。プノンペンの新聞『Kohsantepheap Daily』によると、数万枚のチケットは発売開始から数日で完売。「これはカンボジアにとって歴史的なこと」とすると、「サッカーが好きな人であればどの層であれ、欧州でプレーするトッププレーヤーを擁する日本代表がやってくることに、興奮を隠せなかったからだ」と説明した。

 当日はキックオフ5時間前にスタンドが解放された。日本人記者団が到着し始めたキックオフ3時間前には、バックスタンド側ですでに盛り上がりを見せていた。同紙は「ほぼ全てのファンは、日本代表を倒すことは難しいという考えを持っていたはずだが、日本という世界レベルのチームを見るために、この国のサッカーファンはテレビではなく、自らの目でそのサッカーを見たいと考えていたのだ」と記した。


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