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来季からJ-22の編成取りやめ…育成マッチデーなどで代替

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 日本サッカー協会(JFA)は19日、第10回理事会を開催し、来季からJリーグU-22選抜を編成しないことが決まったと発表した。

 J-22は、優秀な高卒選手がJリーグ加入後に公式戦への十分な出場機会を得られていないことから、週半ばまで所属先で活動、週末に公式試合の経験を積むことができるように、2014シーズンからJ3に参戦していた。

 JFAは一定の成果を上げたとしているが、その一方で、他チームが昇格をかけて戦う中での大量得点差での敗戦や、試合前日までメンバーを確定できないといった課題が多くあり、クラブ関係者からも「試合出場機会の確保と位置づけ派遣するが、選手のモチベーションを維持することが難しい」といった声も挙がっていたという。

 そのため、来シーズンからJ-22の編成を取り止め、J1、J2のクラブのU-23チームの参加や、育成マッチデーを設けて、Jリーグ各クラブの控え選手たちによる準公式戦を2016シーズンから開催するなどして、若手選手の実戦経験の場を増やしていくとしている。

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