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ユナイテッドOBロイ・キーンがルーニーを痛烈批判 「酷いプレーだった」

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 マンチェスター・ユナイテッドの伝説的なキャプテンであるロイ・キーン氏は、後輩の姿を看過できないようだ。イギリス『デイリー・メイル』で、現ユナイテッドのキャプテンへの痛烈な批判を展開している。

 ユナイテッドは25日のチャンピオンズリーグ第5節でPSV戦をスコアレスドローで終え、2位に後退した。勝てば決勝ラウンド進出が決まる一戦だったが、ルーニーは低調なパフォーマンスに終始した。チーム全体のパフォーマンスが悪かったことを認めるキーン氏だが、キャプテンは模範になるべきだと、ルーニーを叱責する。

「オールド・トラフォードは奇妙な雰囲気だった。彼らはキレを欠いていた。選手たちは、自分たちで何かを起こそうとせずに、何かが起こることを待っていた。ウェインは、冷静さとクオリティを欠いていた。ほかの選手たちと同様に責任がある。ただ、彼はそこから一歩前に出なければいけない」

「彼がユナイテッドで達成してきたことはファンタスティックだ。得点記録も素晴らしい。しかし、彼はキャプテンであり、誰よりも責任がある。彼はもっとやらなければならない」

 キーンの怒りを買ったのは、ピッチ内でのパフォーマンスだけではない。先日、ルーニーはアメリカのプロレス団体『WWE』がマンチェスターで試合を行った際に、人気レスラーのウェイド・バレットを攻撃し、拍手喝さいを浴びた。このピッチ外での行為も、キーン氏には不快だったようだ。

「選手たちがピッチ外で何をしているかを見ると、疑問に思うことがある。先週、私は彼がレスターを平手打ちしている姿を見た。『どうしてアイツは、あんな意味のないことをしているんだ?』と目を疑ったよ。彼にとって、何も利益がない」

「彼の助けにならない行為だ。彼が出かけて楽しんでいる姿を妬んでいるわけではない。だが、本来のやるべきことを見失ってはいけないし、周りの見本となり、引っ張らないといけない。でも、彼はそれができていなかった。キレがなく、酷いプレーだった。メンタル的にも良い状態ではないし、身体的にも素晴らしいとは言えない。彼は自分自身を見つめ直す必要がある」

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