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[練習試合]U-18代表候補初招集の186cmFW垣田「他の選手ができないこと」で存在感

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[12.9 練習試合 U-18日本代表候補 0-1 日本体育大 姉崎サッカー場]

 ゴールに絡むことができず、結果を出すまでには至らなかった。個々の技術高く、ボールを繋いで攻めるチームのテンポを下げることもある。だが、本人も「ちょっとは見せられた」と微笑んだように、今年U-18日本代表候補合宿に初招集された186cmFW垣田裕暉(鹿島ユース)は前線で持ち味を発揮して、代表定着へ少なくないアピールをした。
 
 大学生相手でも泥臭くボールを収めて味方へ繋ぐなど、前線の攻防戦で優位に立っていた。長身を活かしてハイボールを胸で落とし、ヘディングで競り勝ち、DFを背負った状況でも強さを発揮。DFを引きずるようにスペースへボールを運ぶ豪快なドリブルも見せた。そして運動量に絶対的な自信を持つFWはプレッシングでも健闘。鹿島ユースをプレミアリーグEAST初優勝へ導いた大型FWは「周りみんな技術高くて繋ぐって感じなので、自分がそこでテンポ落としたりしてはいけないなと心がけていました。自分の仕事は収めなければいけない。他の選手よりも足下の技術がある選手ではないので、身体を使ったプレーで他の選手ができないことをやろうとしていました」というように、このチームで初めてとなる実戦でチームに貢献し、高さ、強さ、運動量という武器をアピールした。

 自身が2020年の東京五輪世代であることは意識している。クラブで結果を残し、13年1月のU-17日本代表UAE遠征以来となる代表招集を果たした垣田は「最終的には東京オリンピック世代なので出たいですけれど、その前に年代別のワールドカップがあるのでそれに出れるようにしたい。経験活かしてチームで活躍してまた呼んでもらえるように、そして定着していけるようにしたい」と力を込めた。

 鹿島ユースが初優勝を決めた6日のプレミアリーグEAST最終節は累積警告のために出場停止。それだけにコンディションは良い。この日の午前トレーニングまでは「(練習メニューが)足下、足下で自分らしさを見せられなくて大丈夫かなと思っていた」というが、「試合では自分のプレーを少しずつ出せたかなと思います」。他の選手にはない武器を持つ大型FWが代表定着のため、流通経済大と対戦する10日の練習試合でもこの日以上に自身の存在を示す。

(取材・文 吉田太郎)


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