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3位で大会を終えたい広島MF青山「クラブをもう一つ上のレベルに」

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 サンフレッチェ広島のMF青山敏弘は19日、クラブW杯の3位決定戦・広州恒大(中国)に向けて前日記者会見に出席した。クラブ公式サイトが伝えている。

 3位決定戦はアジア王者との対戦となった。広州恒大のメンバーはほぼ中国代表の選手で構成され、そこに世界でもトップクラスのブラジル人選手、そして韓国代表の選手がいる。特に元ブラジル代表のMFパウリーニョはバルセロナを相手にチームは敗れたが、攻守で抜群の存在感を放った。

「いい選手なのは間違いない。前線のブラジル人選手を生かせるのは、(パウリーニョの)守備が起点になり、そこから攻撃がはじまる。いかにそこをかいくぐって攻撃をしかけられるか。上回ることができればチャンスはあると思っている。ただ、そんなに意識せずにやれればいい」

 広島は今大会、開幕戦でオークランド・シティ(ニュージーランド)、準々決勝でマゼンベ(コンゴ)に勝利し、準決勝でリバー・プレート(アルゼンチン)に惜敗も、各大陸の王者と堂々と渡り合ってきた。広島のキャプテンも「勝つことが自分たちを大きくする、自信が深まってくる。負けたとしても、納得はしていないが、ポジティブなモノだと思っている。そういうメンタル的な部分で(今大会は)成長できていると思っている」と手応えを口にする。

「今大会の3試合では非常にいい戦いができたし、成長しながら3位決定戦に挑める。最後はチームとして勝利し、クラブをもう一つ上のレベルに上げて今大会を終えたい」と、世界3位へ意気込む青山。注目のアジア勢対決は20日に横浜国際総合競技場で午後4時のキックオフを予定している。

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