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「徳島のスーパースター」香川が“弟分”丸岡の後輩を激励

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 日本代表MF香川真司が24日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で「#ShinjiDream Christmas(シンジ ドリーム クリスマス)」を開催し、ドルトムントで同僚のMF丸岡満も参加した。

 ドイツでは「週5日ぐらいは一緒に過ごしている。一緒にご飯を食べたり、チャンピオンズリーグを見たり、サッカーゲームをしたり。自分の家は寝るだけ」(丸岡)という“兄貴分”が主催したイベントに飛び入り参加し、子供たちと一緒にボールを蹴って楽しんだ。

 徳島出身の丸岡はこの日、自身が小学校時代に所属していた川内北SSSの子供たち12人を招待。イベント後に質疑応答や記念撮影など交流の場を設け、「夢や目標を持って、僕を追い抜くぐらいの気持ちで、自分を信じてがんばってほしい」と、後輩たちにエールを送った。

 徳島から中学卒業後に大阪、そして高校卒業を待たずにドイツへと挑戦の舞台を移していった丸岡。自身の経験からコミュニケーションの大事さを説き、「最初はドイツ語が分からなかったけど、ジェスチャーで笑いを取ったり、積極的にコミュニケーションを取った。自分からアクションを起こさないと、向こうからは来てくれない」と力説した。

 交流会には香川もサプライズで登場。「徳島のスーパースター」と可愛い“弟分”を持ち上げると、「みんなぐらいの年齢のころは苦しかったり、悔しくて泣いたりしたこともたくさんあるけど、楽しむ気持ちを忘れずにサッカーをしてほしい」と激励し、2人がサインしたドルトムントのユニフォームやサッカーボールなどをプレゼントしていた。

(取材・文 西山紘平)

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