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受け継がれるバルサの背番号10 メッシが明かす秘話

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 バルセロナFWリオネル・メッシは、ある秘話を明かした。ロナウジーニョとの間の、クラブの歴史の一部にまつわる話だ。

 ロナウジーニョは、バルセロナの顔としてプレーしていた。その中軸選手が考えていたのは、自身のことだけではない。

 ロナウジーニョは2003年にバルセロナに加わった。その背に、MFフアン・ロマン・リケルメから引き継いだ背番号10を背負った。

 バルセロナでの6年間で100得点近くを決めたロナウジーニョだが、英雄にも退団の時がやって来た。その際、自分がしてもらったように、後を濁すことはしなかった。

 『バルサTV』で、ロナウジーニョとの間の秘話をメッシが明かしている。以下のように話した。

「クラブを離れる数か月前に、自分が考えていることを明かしてくれたんだ」

「ロナウジーニョは退団の意思を胸に秘めていて、僕に背番号を受け継ぐように言ったんだ。ロナウジーニョがあの背番号を背負ってしてきたことを見つめ直すことなく、受け取ったんだ。もし見直していたならば、受け取れなどしなかったよ」

 メッシは、ファーストチームに加わった頃のころも回想している。

「ロッカールームに入って行くのは、簡単なことじゃなかった。でも、ロニーがそれをずっと楽なものにしてくれたんだ」

 メッシはバルサで背番号10を背負って以降、リーガエスパニョーラ優勝など21ものトロフィーを集めている。

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