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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.73]駒澤大高MF竹上有祥(3年)_開幕戦からフルスロットルのダイナモが決勝弾

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DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[12.30 全国高校選手権開幕戦 駒澤大高2-1阪南大高 駒沢]

 大会のオープニングシュートを放ったのは駒澤大高(東京B)のダイナモだった。試合開始早々の前半2分、FW野本克啓(3年)のスルーパスに反応したボランチのMF竹上有祥(3年)がPA内左に抜け出し、いきなりシュート。これは相手GKに阻まれたが、立ち上がりから駒澤大高が持ち味の“走り”で初出場の阪南大高(大阪)を凌駕した。

「普段のリーグ戦は45分(ハーフ)だけど、選手権は40分。監督からも『最初からどんどん飛ばして行け』と言われていた」という言葉どおり、竹上はピッチ狭しと走り回った。「前線の選手がボールを持ったときはスプリントでFWをどんどん追い越して行って、裏でもらってワンタッチでシュートというのを普段から意識している」。その意識が奏功したのが前半30分の追加点だった。

 先制から2分後、最終ラインの背後を狙った駒澤大高の縦パスに対し、相手GKがPA外へ飛び出して対応。しかし、クリアし切れずにセカンドボールをMF矢崎一輝(2年)が拾うと、左サイドを竹上が一気にフリーランニングで駆け上がる。矢崎の縦パスを受けた竹上は鋭い切り返しでDFをかわし、右足でゴール右のサイドネットに流し込んだ。

「直前の調整合宿から角度のない位置で切り返してシュートというのを練習していた。相手がスライディングしてきたときに切り返して、うまくまいて決められた」。後半途中からは2トップの一角でプレー。最後まで運動量を落とさず、フル出場し、前後半で両チーム最多となる7本のシュートを放った。

 夏の総体は都予選の準々決勝で國學院久我山に敗れ、ベスト8敗退。「夏に結果が出なくて、どうやって勝っていくか。この夏はとにかく走って、選手権では走り負けないチームを作るというのがテーマだった」。その中でもスプリントの回数や運動量にこだわりを持つ竹上は「練習の最後に走りのメニューが組み込まれているけど、そこでもなるべく一番になろうと思っている」と、過酷なインターバル走にも貪欲に取り組み、だれよりも“走り”に磨きをかけてきた。

 地元・駒沢陸上競技場での開幕戦。しかし、普段は同じ駒沢オリンピック公園総合運動場内でも第二球技場や補助競技場など人工芝のピッチで試合をしており、「陸上競技場でやらせてもらったことはなくて、やっとたどり着いた場所」という“近くて遠い”あこがれの舞台だった。

 駒澤大高が初出場だった10年度大会は国立競技場での開幕戦を制し、一気にベスト16まで駆け上がった。5年ぶり2度目の出場となる今大会。竹上は「5年前の先輩方はやはり開幕戦に勝って、ベスト16まで行っている。ベスト16を超えて駒澤の歴史をつくることが目標」と、同校初となる8強入りを力強く誓った。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 西山紘平)

 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
 そしてゲキサカでは、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画「全国のつくしを探せ!」を展開中! 各地の高校世代のゲームの中から、つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!

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