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代理人、バロテッリの評価は人種差別に影響されていると主張「イタリアは何万光年も遅れている」

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 ミランFWマリオ・バロテッリの代理人は、肌の色が選手の評価に影響していると主張した。ほかの選手たちの2倍を求められているという。

 リバプールで結果を残せず、今季ミランに復帰したバロテッリだが、負傷で長期離脱を強いられたこともあり、セリエAで1ゴールにとどまっている。

 以前から人種差別の被害に遭っていることを訴えるバロテッリだが、ライオラ代理人もイタリア『トゥットスポルト』で次のように述べている。『ESPN』などが伝えた。

「人々はマリオのことをジャッジしすぎる。彼は、これほど強い黒人選手を持つ用意ができていない国にいるんだ。イタリアはその点で他国より何万光年も後れを取っている」

「サッカー界にはレイシズムがある。中には無意識なものだ。だが、自分を証明するのに、黒人選手はほかの選手たちよりも2倍をやらなければならない」

 イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、バロテッリがEURO2016に出場するには、多くを証明しなければいけないと話している。だが、ライオラ代理人はコンテ監督がバロテッリを招集すべきと主張した。

「コンテはマリオを招集すべきだ。イタリア最高のストライカーだからだよ。エンツォ・ベアルゾットは1982年のワールドカップで、(八百長問題で出場停止明けだった)パオロ・ロッシを招集して優勝した。私は、マリオがミランでのパフォーマンスとゴールでコンテを納得させると確信している」

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