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遠藤が表彰式で背中の17番を誇示…退団の明神へタイトル捧げる

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[1.1 天皇杯決勝 浦和1-2G大阪 味スタ]

 背番号17のユニフォームに袖を通し、表彰式のステージに上った。キャプテンとして天皇杯を授与されたガンバ大阪のMF遠藤保仁は一度、カップをチームメイトに預け、背を向けて「17番」を誇示。正面を向き直してから天皇杯を高々と掲げた。

 今季限りで退団が決まっているMF明神智和のユニフォーム。この日、ベンチ入りメンバーから外れた37歳のベテランMFはピッチからその光景を見守っていた。

「長い間、ガンバを支えてくれて、良い時期も悪い時期も先頭に立って引っ張ってくれた選手。できればベンチに入って、カップを(掲げてほしい)と思っていたけど、こうして笑顔で終われたことが一番良かった」

 遠藤より2歳年上の明神は06年に柏から加入。10シーズンをともに戦ってきた。「(ボランチで)コンビを組むことも多かったし、ベンチに入れない分、ピッチに立つ自分たちがという気持ちは強かった」。明神にとってG大阪でのラストゲーム。タイトルという形で最高の花道を作った。

「今シーズンは忙しかったし、ACLもリーグもナビスコも惜しいところまで行って負けていた。今季で(チームを)離れる選手もスタッフもいる。最高の結果で終われて良かった」

 Jリーグチャンピオンシップ、ナビスコ杯はいずれも決勝で敗れ、準優勝。ACLもベスト4敗退だった。今季3度目の決勝で“3度目の正直”。「最後までみんながタイトルを目指してやってきた結果、タイトルを獲ることができてうれしく思う」。昨季3冠を果たしたチームとして、無冠に終わるわけにはいかなかった。

 長かった2015シーズンを終え、2016シーズンは新スタジアムとともに迎えることになる。遠藤は「一つでも多くのタイトルを獲りたい。雰囲気のいいスタジアムになると思うし、最初の年で良い結果を出したい」と、“新年の誓い”を立てていた。

(取材・文 西山紘平)

●第95回天皇杯特設ページ


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