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背番号10を背負い続けて…U-23代表MF中島「期待に応えないといけない」

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 チーム発足当初から背番号10を託されてきた――。13日にリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(AFC U-23選手権)グループリーグ初戦の北朝鮮で1-0の完封勝利を飾り、白星発進を飾ったU-23日本代表だが、MF中島翔哉(F東京)は「もっとできたかなと思います」と納得のいかない表情を見せた。

 左サイドハーフとして先発出場を果たした中島はボールを受けると、得意のドリブルで中央に切れ込んでいこうとする。以前、手倉森誠監督が「自分で行くところとチームメイトを使うところのメリハリがもう少しできれば、さらに成長できる」と期待を寄せたように、これまでなら強引にでもシュートまで持ち込もうとする場面も目立ったが、成長の跡を見せる。北朝鮮戦では、後方から駆け上がるDF山中亮輔(柏)を活かしたり、サポートに入るボランチのMF遠藤航(浦和)やMF大島僚太(川崎F)へとボールを預けて攻撃を組み立て直すなど、より周囲を使って北朝鮮ゴールに迫ろうとしていた。

 攻撃のリズムを生み出そうと奮闘しながらも、本人は「もっとシュートを打ちにいくことが個人的には必要だと思いました」とゴールへの強いこだわりを示す。「大事な得点やアシストだったり、得点に絡むプレーをもっと出していきたいし、状況に応じたプレーでゴールに迫って行く姿を見せていきたい」と16日に行われるGL第2戦タイ戦に向けて意気込んだ。

 手倉森ジャパン初陣となった14年1月のAFC U-22選手権。中島は背番号10を背負い躍動した。4試合3得点を挙げるなど存在感を示すと、その後の活動でもチーム不動の「10番」として攻撃をけん引。そして、貴重なゴールを奪い続け、フィニッシャーとしての役割も果たしてきた。

 自身にとって背番号は「そこまで意識はしていません」と語りつつも、期待の大きさは感じている。「ただ、期待を込めて着けさせてもらっているのならば、その期待に応えないといけないと思っています。特別と言われる番号なので、これからも着け続けられるように成長しないといけないと思います」。ナンバー10は周囲の期待に応えるため、そしてリオ五輪出場権獲得のために日々成長を続ける。

(取材・文 折戸岳彦)

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