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U-23代表FW鈴木、「周りが見えていなかった」初戦を乗り越えて

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 初戦は緊張もあり、硬さがあった。しかし、北朝鮮に1-0の完封勝利を収めて白星発進したことで、U-23日本代表FW鈴木武蔵(新潟)は「チームに大きな変化はないと思いますが、ちょっと肩の荷が下りたような気がします」とリラックスした表情を見せた。

 それだけ、初戦に賭けていた。「覚悟がある」と臨んだ北朝鮮戦で先発出場を果たすと、攻守に奮闘した。得点こそなかったが、最前線で体を張り続けて攻撃の基点になろうとするだけでなく、裏への鋭い飛び出しで縦への推進力を生み出す。そして、守備に回っても献身的なチェイシングで相手最終ラインから自由を奪おうとピッチ上を駆け回った。

 90分間、チームの勝利のためだけに戦い続けて1-0の完封勝利に導いた。「初戦に賭けていた思いがすごくあったので、勝てたことでリラックスできたとは思います」と語りながらも、「ただ、まだグループリーグ突破が決まったわけではない」と決して気を緩めることはない。

 北朝鮮戦では反省点もある。「全体的に距離感が悪かった。緊張もあってあまり周りが見えていなくて、映像を見直したらスペースが結構空いていました」と課題を口にした。しかし、初戦を勝利で終えたことで、「今後の試合はもっと柔軟にできると思うし、日本らしさが徐々に出てくると思います」とより良いプレーを見せられるはずだと胸を張って答えた。

 16日にはグループリーグ第2戦タイ戦を迎える。勝利すればグループリーグ突破が決まる一戦に向け、初戦を無得点で終えたストライカーは、「FWとしては当然ゴールを狙って行く。勝って決勝トーナメント進出を決めたい」と自らのゴールでチームを次のステージへと導こうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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