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[東京都クラブユースU-17選手権]競争勝ち抜いてチームの柱へ、存在感増したF東京U-18の大型MF鈴木喜丈

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[1.24 東京都CYU-17選手権決勝L第1節 F東京U-18 4-0 C.A.Seis Rayos Tokyo 東京ガス武蔵野苑多目的G]

 昨年は下級生ながらもシーズンを通して強豪・FC東京U-18の先発の座を守った。その経験は180cm超の大型ボランチを逞しくしている。MF鈴木喜丈(2年)はこの日、MF品田愛斗(1年)とダブルボランチを組んで先発し、60分間ほど出場。圧倒的にボールを支配して4-0で快勝したチームの中で一際存在感を放っていた。

 厚みを増したような身体についての質問に対しては「変わっていないです」と微笑みながら否定していたが、ピッチ上では背番号25が昨年以上に大きく映った。凄みのあるボールキープ、球際での動きなど違いを示すようなプレー。それでも「(昨年に比べると)余裕はありますけれど、ミスは多かったと思うので改善していかないといけない。(4-0というスコアの試合であれば)ノーミスで、その中でゴールも目指していかないといけない」と相手にパスを引っ掛けてしまっていたこと、またミドルシュートなどを狙いながらも無得点に終わったことをしきりに反省していた。

 今年のチームの柱と言える存在は「1年やってきたので、自分が引っ張っていかないといけないと思っている」と自覚しているが、「スタメンも今分からない状態ですし、最初なので、ボランチの争いも激しいのでそこで結果を出していかないといけない」とまずは新チームでしっかりと競争を勝ち抜くことに重きを置いている。チームからの信頼を勝ち取り、そしてチームの代表としてピッチに立ち、チームのためにハードワークしながら自分の特長を発揮していくこと。攻撃的な選手が多い今年のF東京U-18の勝利に守備でもしっかり貢献しながら「ボランチとしてDFラインの前でパスを回すというよりはやっぱりゴールを目指していきたい。もう一個前でゴールに絡んでいけたら」というように、ゴールに絡むことのできるボランチを目指していく。

 佐藤一樹監督は鈴木やCB岡崎慎(2年)、MF内田宅哉(2年)、MF生地慶充(2年)を含めて昨年からの経験者に対して「もっともっとここからさらに良くなっていかないといけない」と期待するが、鈴木自身ももちろん成長を止めるつもりはない。「現状に満足することなく、上に行くチャンスは有ると思うので上に行けるだけ行きたいと思います」。本人は「代表入ると違ってくると思う」と年代別代表入りも意欲。違いを示している現状に留まることなく、さらに上を見据えて成長し、飛躍を遂げる。

(取材・文 吉田太郎)


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