beacon

本田、惜しい!直接CK得点ならずもミランは快勝公式戦3連勝

このエントリーをはてなブックマークに追加

[2.3 セリエA第23節 パレルモ0-2ミラン]

 セリエAは3日、第23節を行った。日本代表MF本田圭佑の所属するミランは敵地でパレルモと対戦し、2-0で勝利した。右MFで先発した本田は、3試合ぶりのフル出場を果たしている。

 1月31日に行ったインテルとのダービーマッチを3-0で快勝したミラン。上位争いに残るためにも何とか踏みとどまった。1月の試合すべてに先発出場した本田も、同試合でアシストを記録するなど、好調を継続させた。

 この日も試合序盤に本田が魅せた。前半6分、右サイドからのCKを獲得したミランは、本田が直接ゴールを狙うトリッキーなプレーを見せる。GKにかき出されて得点は生まれなかったが、直後のプレーでも本田がゴールを狙うシュートを放つなど、存在感を見せた。

 先制点も本田を起点に生まれる。前半19分、本田が右サイドを駆け上がったDFイニャツィオ・アバーテにパスを出す。アバーテのクロスはニアに走り込んだFWエムベイェ・ニアンには合わなかったが、後ろのFWカルロス・バッカが押し込み先制。バッカはリーグ戦4戦連発、12ゴール目となった。

 追加点は前半33分、本田のミドルシュートはGKの好セーブに阻まれたが、直後のプレーでミランはDFルカ・アントネッリの仕掛けから相手DFのハンドを誘ってPKを獲得。これをニアンが決めてリードを2点に広げた。

 後半に入ると試合はこう着するが、ミランは落ち着いた運びで試合を進める。後半29分からはニアンに代えてFWマリオ・バロテッリを投入。ここ数試合のお決まりのパターンで、勝ち点3獲得へと向かった。

 このまま2-0で逃げ切ったミラン。リーグ戦の連勝は2、公式戦は3連勝となった。本田もリーグ戦では3試合ぶりのフル出場を果たしている。


●欧州組完全ガイド
●セリエA2015-16特集

TOP