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人種差別の被害を受けたナポリDF、試合後も子供へのサービス忘れず ラツィオには処分

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 ナポリDFカリドゥ・クリバリに対し、試合中に人種差別野次が起きた問題で、ラツィオのゴール裏スタンドが2試合閉鎖されることになった。一方で、クリバリ自身は試合後も子供へのサービスを忘れなかったことが称賛されている。イタリア各メディアが報じた。

 問題が発生したのは、ナポリが2-0とラツィオを下した3日のセリエA23節の後半。ラツィオの一部サポーターから、クリバリに対する人種差別的野次や、ナポリに対する差別的野次が起きたことを受け、マッシミリアーノ・イッラテーティ主審が試合を4分間中断した。

 イタリアサッカー連盟はこれを受け、ゴール裏スタンド「クルバ・ノルド」など一部のスタンドに1試合の閉鎖処分を科した。また、「クルバ・ノルド」はナポリに対する差別的野次の処分が執行猶予の状態にあったため、さらに1試合の閉鎖処分となる。

 これにより、ラツィオは11日のセリエA第25節ベローナ戦、29日の第27節サッスオーロ戦で、一部スタンドにサポーターが入場できない。なお、ラツィオには合計6万5000ユーロの罰金処分も科されている。

 クリバリ本人は試合後、スタンドに近づき、サポーターの少年にユニフォームをプレゼント。少年はラツィオファンではなく、ナポリサポーターだったようだが、いずれにしても、怒り心頭だったはずの状況下でも小さなファンへのサービスを忘れない姿勢に賛辞が寄せられている。

 また、クリバリは『インスタグラム』で、自身へのサポートに感謝の言葉を述べた。

「大きな勝利だ! でも今回は、僕に連帯を示すメッセージをくれたみんなに感謝したい。ラツィオの選手たち、そして特にイッラーティ主審の勇気にも感謝したい。このひどいチャントに対して大きなサポートをしてくれたチームメートたち、クラブ、僕らのサポーターに感謝している。一緒に前進しよう。いつだってフォルツァ(頑張れ)、ナポリだ!」

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