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駒不足のピンチか、加速のチャンスか ユベントスに下部組織の18歳FWを起用の可能性

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 ユベントスは、7日に行われるセリエA第24節フロジノーネ戦で思い切った起用をするかもしれない。下部組織に所属する18歳のFWアンドレア・ファビッリに、ベンチ入りの可能性が高まっている。

 ユベントスは次節に向けて、アタッカーの数に不安を抱えている。マリオ・マンジュキッチが負傷離脱中で、シモーネ・ザザは出場停止だ。そこで、ファビオ・グロッソ氏が指揮を執る下部組織から若手に声が掛かる模様。パウロ・ディバラアルバロ・モラタに次ぐ3人目のアタッカーとして、プリマベーラでチーム得点王のファヴィッリが準備をしているという。

 ファビッリはU-19イタリア代表に4回選出されている有望株。190センチの長身でフィジカルが強いだけでなく、技術的も高いものを持ったモダンなアタッカーだと評価されている。

 DFジョルジョ・キエッリーニは4日、「アンドレアはピサ出身でリボルノ育ちだ。僕も(監督のマッシミリアーノ・)アッレグリも、彼に手を貸そうとしているよ」とコメントしていた。

 チームのピンチをチャンスにできるか。出場機会が与えられるなら、ファビッリのパフォーマンスにも注目したいところだ。

 ユベントスは前節、13連勝と1シーズンでのクラブ新記録を打ち立てた。新たな可能性が、未来にも向けてチームをさらに加速させるかもしれない。

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