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同点弾に絡んだ高徳「すごく良い流れだった」

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[2.7 ブンデスリーガ第20節 ハンブルガーSV1-1ケルン]

 ブンデスリーガは7日、第20節3日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでケルンと対戦し、1-1で引き分けた。酒井は右SBで3試合ぶりに先発し、16年初出場。昨年12月19日のアウクスブルク戦(0-1)以来となるフル出場に「やっぱりきついですね。最後のほうはきつくなってきました」と苦笑いを浮かべた。

 前半41分、最終ラインのミスで先制点を奪われ、1点ビハインドで前半を折り返したハンブルガーSV。それでも後半立ち上がりの2分に1-1の同点に追いついた。

「前半に関しては自分たちで試合を難しくしたと思う。簡単にボールを失うことが多くなったし、自分たちでミスをしていた。ミスからの失点で流れを悪くしてしまったけど、大事なのは後半立ち上がりから前に行けて、僕らができるという証拠を見せられたところだと思う」

 同点ゴールは酒井も起点になった。右サイドのタッチライン際でシンプルにはたき、ワンツーの形でMFゴイコ・カチャルがフリーになると、カチャルの縦パスをFWアルチョムス・ルドニェフスがワンタッチで流し、PA手前で受けたMFニコライ・ミュラーが豪快な左足ミドルを叩き込んだ。

「その前に1本パスミスをしていたので、今度は簡単にやろうと思って、簡単にはたいた。判断を早くして簡単にやれば、ああいう形が出る。ゴールはスーパーだったけど、すごく良い流れだったと思うし、あれをもっと試合で増やしたい。あそこで起点になったり、選手をフリーにさせるパスというのをもっと出せればいいと思う」

 試合は1-1の痛み分けに終わり、連敗は3で止めたものの、これで6試合勝ちなし(2分4敗)となった。それでも「(後半立ち上がりの流れを)90分続けるのは難しいと思うけど、なるべくその時間帯を長くしたい」と、試合内容には一定の手応えもつかんだ様子だった。

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