チェルシーが来季、新監督と新戦力をセットで迎えることになるのだろうか。イギリス『デイリー・メール』が、新体制構築に向けた動きを伝えている。

　現在、指揮を執っているフース・ヒディンク監督の後任候補には、多くの名前が浮上しているが、『デイリー・メール』はそのうちの1人として、現在イタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督の名前を挙げた。すでに代理人と接触しており、3月にも再び会談が予定されているという。コンテ監督とイタリア代表の契約はEURO2016で切れるが、すでに続投の要請は断っているようだ。

　そして、すでにコンテ氏は補強のリクエストを出しており、ぜひとも獲得してほしい選手として、ユベントスのポール・ポグバの名前を挙げたという。ポグバはコンテ監督時代の2012年にマンチェスター・ユナイテッドからユベントスに加入し、世界的なスターとなっている。2013年当時、コンテ監督はポグバについて「私の狙いを体現できる完璧な選手だ」と高く評価していた。

『デイリー・メール』は、チェルシーがポグバ獲得の移籍金として7000万ポンド(約115億円)を用意していると伝えている。恩師とともに、ついにプレミアリーグに戻ってくることになるのだろうか。

---

●セリエA2015-16特集
●プレミアリーグ2015-16特集