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[練習試合]『森山スピリット』体現するU-16代表の攻守の要、MF福岡慎平

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[2.14 練習試合 U-16日本代表候補 1-1 清水ユース 時之栖裾野G]

 前半からボランチとして、攻守において高い存在感を見せた。ぬかるんだグラウンドコンディションだったが、U-16日本代表候補のMF福岡慎平(京都U-15)はそれにも動じない踏み込みの強さを見せ、守備面では1対1の強さや鋭い出足のインターセプトを披露。攻撃面では高いボールコントロール力を発揮し、ドリブルとパスでリズムを作り出した。

「身体のぶつけ合いや、球際の激しさは十分通用したと思う。学年が上の選手だからこそ、その部分では負けてはいけないと意識した」。

 森山佳郎監督が求める「どんな勝負にも果敢に挑み、食らいついて行く」『森山スピリット』をしっかりと理解し、体現をすると、左サイドハーフにポジションを変えた後半も、その意識を持ち続け、かつ今度は突破力を披露し、左サイドを活性化。左SB桑原海人(福岡U-15)を常に視野に入れながら、ポジショニングや仕掛けをして、良好なコンビネーションを構築。同点ゴールのきっかけを作り出した。

「インドはもっと厳しい戦いになる。もっと身体作りをしていきたい」。

 今年9月にインドで開催されるAFC U-16選手権(U-17W杯アジア最終予選)に向けて。『森山スピリット』を体現する攻守の要は順調な成長を見せている。

(取材・文 安藤隆人)

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