beacon

リーガ逆転優勝を諦めないジダン「ダービーで何が起こってもまだ決まりはしない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 レアル・マドリーは27日、リーガ・エスパニョーラ第26節のアトレティコ・マドリーとのダービーマッチに臨む。ジネディーヌ・ジダン監督は、この試合の結果にかかわらず逆転優勝を諦めない姿勢を強調している。

 リーガではバルセロナが独走態勢に入りつつあり、前節終了時点で2位アトレティコに8ポイント、3位レアル・マドリーに9ポイントの差をつけている。ダービーマッチに敗れた側は完全に優勝争いから脱落することになってしまうかもしれない。

 だがジダン監督は、この試合を終えれば残り12試合となるリーガの勝負がまだ決まるわけではないと主張した。試合前日の会見でのコメントをスペインメディアが伝えている。

「明日何が起こったとしても、まだリーガを失ったということになるわけではない。諦めてしまうことはないよ。我々のシーズンが明日で終わるわけではないし、チャンピオンズリーグ(CL)も残っている」

「アトレティコは良い守備をするチームだ。素晴らしい選手たちがいて、非常に完成されている。我々は自分たちの考え方に基づいて、自分たちのやれるプレーをしなければならない」

 アトレティコが水曜日にCLのPSV戦を戦ったのに対し、先週ローマ戦を戦ったレアル・マドリーはミッドウィークの試合がなかった。日程面では有利な状況となる。

「日程は私が決めるわけではない。試合に向けて準備を整えることだけを考えているよ。我々の方が1週間に2試合を戦わなければならない場合もあるからね」

 監督としての経験や実績ではアトレティコのディエゴ・シメオネ監督がジダン監督を大きく上回っているが、勝負を恐れる様子はない。

「私に疑問を持つ者がいることは知っているし、相手は素晴らしい監督だ。それでも勝利のカギを見つけられるようにしたい。シメオネはチームに対して非常に良い仕事をしているが、我々にも我々の武器がある」

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP