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リオへの道険し…なでしこ、リオ五輪予選初戦豪州相手に黒星発進

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[2.29 リオ五輪女子アジア最終予選 オーストラリア3-1日本 金鳥スタ]

 女子サッカー リオデジャネイロ五輪アジア最終予選が29日に大阪で開幕した。日本女子代表(なでしこジャパン)はオーストラリア女子代表と対戦し、1-3で敗れた。第2戦は3月2日に行われ、なでしこは韓国女子代表と対戦する。

 試合の動く前半になった。なでしこはオーストラリアのDFの背後を突く攻撃に苦しむ。前半25分には波状攻撃のこぼれ球をMFカトリーナ・ゴリーに拾われてクロスを入れられると、FWリサ・デバンナにヘディングで合わされ、あっさり先制を許してしまう。

 次の得点もオーストラリアに奪われる。前半40分、右サイドでボールを持ったMF阪口夢穂の横パスがカリナ・ビトゥラーノ主審を直撃。こぼれ球を拾われると、スルーパスに反応したFWミッチェル・ヘイマンにGKもかわされ無人のゴールに流し込まれる。なでしこは不運な形でリードを2点に広げられた。

 失点直前の前半39分にFW大野忍に代えてFW横山久美を投入していたなでしこ。まずは1点を返し、リズムを取り戻したい。すると前半アディショナルタイムだった。エリア内に入ったDF有吉佐織のマイナスクロスに阪口が合わせる。最後はFW大儀見優季が触ってコースを変えて、反撃の1点を奪った。

 後半、一気に同点としたいなでしこだが、オーストラリアの厚い壁を崩すことが出来ない。後半17分に宮間がミドルレンジから枠内に飛ぶシュートを放つが、GKリディア・ウィリアムズの横っ飛びセーブに阻まれ、同点弾にはならなかった。

 焦るなでしこ。そんななでしこにオーストラリアは容赦なくとどめを刺した。後半32分、MFエミリー・バンエグモンドが右サイドからクロスを上げると、カトリーナ・ゴリーが簡単にヘディングで合わせる。シュートは右方向に向かうと、ポストをかすめてゴールネットに収まった。

 なでしこは後半39分からFW岩渕真奈とMF川村優理を同時に送り込むが、スコアは動かず、このまま終了。出場6か国中、上位2チームにリオデジャネイロ五輪本大会出場権が与えられる今大会。なでしこジャパンにとっては、これまで日本女子サッカー界を引っ張ってきた澤穂希氏が現役を退いて迎える初めての大会でもあるが、非常に厳しい船出となった。

(取材・文 児玉幸洋)
●リオ五輪女子アジア最終予選特設ページ


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