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「SHは点取るポジション」注目MF堂安はG大阪トップチームでの出場、U-19代表の中心選手へゴールを

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 世代屈指の注目タレントは明確なノルマをクリアすることを目指している。MF堂安律(G大阪)は昨年5月のACL・FCソウル戦で16歳344日という若さでトップチームデビュー。昨年はその後、J1デビュー、J1での先発出場も果たした。当時高校2年生だった逸材MFは大きな経験を積み、ユースチームを1年早く“卒業”。2種登録だった昨年とは異なり、今年はトップチームへ昇格してシーズンをスタートさせている。

 だが、そのトップチームでは悔しい思いをすることが続いている。同じく今年トップチームへ昇格したDF初瀬亮がJ1での先発出場を果たす中、自身はメンバー外。それだけに、今回参加しているU-19日本代表候補合宿では悔しさもぶつけて結果を出すつもりでいる。「ガンバで悔しい思いしている分、ここに来た時はもっとやってやろうという気持ちになっています」

 G大阪の長谷川健太監督からは明確なノルマを与えられているという。それはゴール。「点取るのはオマエの仕事やから」とはっきりと告げられていると言い、本人も得点を取ることができない限り、トップチームでのチャンスはないと考えている。だからこそ、得点にこだわり、7日に岡山と行われた練習試合で決勝点を奪ったことを喜んだ。「ファジアーノ戦も点取ってきたし、健太さんにも褒められたから一歩前進できたかなと」。今後もゴールを奪うことでG大阪での出場チャンスを広げるつもりだ。

 そのゴールへの意欲はU-19日本代表候補でも同じ。昨年はボランチとして起用されていた時期もあるが、今年はSHとして出場していくことが濃厚だ。「結果出し続けるしか無いと思う。SHは点取るポジションだと思う。アシストするポジションではなく、点取るポジションだと思っているので頑張りたいです」。もちろん攻守両面でのハードワークを欠かすつもりはない。加えて点を取ることで違いを示し、チームの勝利に貢献する。

 8日は別メニュー調整だったが、トレーニングに訪れた日本代表DF内田篤人からの激励に刺激を受けた。内田の言葉にもあったように、U-20W杯へ出場することで多くの人に見てもらうこと。まずは予選突破することに集中する。「ワールドカップに何が何でも出て、そこでチームとしても結果出すことは当たり前ですし、その中で自分が得点取って、日本がトップに行った中で自分が中心になれば自然と注目されると思うんで、ぜひ目指したいなと思います」。ゴールへのこだわりを持ってプレーし、G大阪、そして日本に歓喜を。「上に行けば年齢は関係ない」と口にするMFはフィニッシャーとして覚醒し、1、2学年上の世代に当たるU-19日本代表の中心となる。

(取材・文 吉田太郎)


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