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SVホルンの権田、復帰2戦目で右足脛骨を骨折し緊急手術

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 オーストリア3部のSVホルンは16日、GK権田修一が11日に行われたリーグ戦第18節のオーベヤワルト戦で右足を負傷し、病院での検査の結果、脛骨骨折と診断され、15日に緊急手術を受けたことを発表した。

 クラブによると、手術は無事に終わり、全治10週間と診断された。今後はホルンに残り、治療とリハビリを行う予定だという。

 昨年8月、東アジア杯に臨む日本代表に選出されながら体調不良で参加を辞退し、オーバートレーニング症候群と診断された権田。昨年7月29日のJ1仙台戦を最後に長期離脱を強いられ、「一度は引退することも考えた」というほど苦しんだが、今年1月にFC東京からSVホルンへの期限付き移籍が発表されると、今月4日に行われた後期開幕戦のラピド・ウィーンB戦に先発出場し、約8か月ぶりの公式戦出場で無失点に抑えた。

 続くオーベヤワルト戦も先発でゴールを守っていたが、後半早々のプレーで相手選手と交錯し、後半9分に途中交代。復帰2戦目で負傷する不運に見舞われた。それでも権田はクラブを通じて「オーストリアでのリハビリは新鮮なことばかりだと思います。この体験、経験を自分にとってプラスとし、必ずもっと強くなってピッチに戻ってきます」とコメント。あくまで前向きに取り組んでいく姿勢を示している。

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