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大阪の木暮監督が4月の国際親善大会を戦うフットサル日本代表監督に就任

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 日本サッカー協会は23日、シュライカー大阪の監督を務める木暮賢一郎氏が、4月22日から24日まで愛知県ウィングアリーナ刈谷で開催されるフットサル国際親善大会に出場する日本代表の監督に就任することを発表した。

 日本は2020年に開催されるフットサルW杯を愛知県に招致するために動いており、22日には、その意思表示をFIFAに示した。この国際親善大会は、実際に日本でフットサルの大会を開催した場合にどういう大会になるかというデモンストレーションになる。

 フットサル日本代表は、2月に開催されたフットサルW杯予選を兼ねたアジア選手権にディフェンディングチャンピオンとして臨んだ。しかし、準々決勝でPK戦の末にベトナムに敗れると、その後の5位決定プレーオフ1回戦でもキルギスに敗れ、5枠あったフットサルW杯の出場権を取り逃してしまった。この結果、ミゲル・ロドリゴ監督との契約は2月いっぱいで終了し、監督のポストは空席になっていた。

 木暮氏は現役時代に日本代表のエースとして活躍し、フットサルW杯にも3度出場した。12年に現役を引退してからは指導者に転身し、FリーグU-23選抜の監督を務めた。そして14年からはシュライカー大阪の監督に就任している。なお、木暮氏はシュライカー大阪と契約を更新したばかりで、日本代表の監督を務めるのは今大会限定となる見込みだ。

 木暮氏は日本サッカー協会を通じて「先のAFC 選手権で負け、ワールドカップに行けなかったという、日本フットサル界にとってあまりいい状況とはいえない中、自分がこの大会の監督を引き受ける意味や責任は十分に理解しています。その上で自分も含めて日本の選手や関係者がこれまで積み上げてきた、アジアにおける日本の強さや誇りというものを、この国内で行われる大会で取り戻すべく、覚悟を持って全力で臨みたいと思います」と、コメントを発表している。

 この大会で日本代表は、フットサルベトナム代表とフットサルウズベキスタン代表と対戦する。

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