[3.29 ロシアW杯南米予選第6節 アルゼンチン 2-0 ボリビア]

　ロシアW杯南米予選第6節が29日に行われ、ボリビアをホームに迎えたアルゼンチンが2-0の完封勝利を収めて3連勝を飾った。

　キックオフ直後からゴールを脅かす場面を作り出したアルゼンチンが前半21分、先制に成功する。FWリオネル・メッシが素早いリスタートからボールを最終ライン裏に送ると、FWゴンサロ・イグアインがダイレクトループでゴールを狙う。シュートは相手DFのクリアに遭うが、こぼれ球に反応したイグアイン自身がゴール中央に送ると、DFガブリエル・メルカドが蹴り込んでスコアを1-0とした。

　その後も攻撃の手を緩めないアルゼンチンは、メッシが強烈な直接FKでゴールを脅かすなど追加点を狙いにいく。すると、前半30分にはMFエベル・バネガがPA内でDFロナルド・エギーノのファウルを誘って得たPKをメッシが豪快にネットに突き刺し、リードを2点差に広げた。この得点はメッシにとって、代表通算50ゴール目となった。

　2-0のまま迎えた後半はアルゼンチンに追加点こそ生まれなかったものの、ボリビアにも得点を許さずに2-0の完封勝利を収めた。開幕3戦2分1敗とスタートダッシュに失敗したアルゼンチンだったが、3連勝と調子を上げている。

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