beacon

札幌3位浮上!高校3年生MF菅が初先発、ゴールならずもクロスバー直撃弾など積極性…岡山初黒星

このエントリーをはてなブックマークに追加
[4.9 J2第7節 札幌1-0岡山 札幌ド]

 北海道コンサドーレ札幌はホームでファジアーノ岡山を1-0で下した。下部組織に所属し、2種登録されているMF菅大輝が初先発。得点を挙げることは出来なかったが、積極的なプレーを見せて勝利に貢献した。

 高校3年生になったばかりの17歳が存在感を示した。菅は前節の町田戦の後半31分から途中出場してJリーグデビュー。そしてこの日、初めてスターティングメンバーに名を連ねた。

 前半からゴールに絡むプレーを見せる。前半17分にはCKのこぼれ球に反応。ゴール前でフリーになるが、力が入ったのか空振りでチャンスを逸してしまう。ならばと後半21分に右サイドから自らドリブルで持ち込むと、思い切って右足シュート。しかしこれもクロスバーに嫌われ、得点には結びつかなかった。

 菅は後半38分まで出場。MF堀米悠斗と交代でベンチに下がると、ゴール裏のサポーターから大きな拍手が送られた。四方田修平監督は「ある程度はやれると思った。よくやってくれた」と称えていた。

 この日、唯一ゴールネットが揺れた場面は前半13分、札幌はMF福森晃斗がゴール前にFKを入れると、FWジュリーニョがGKの前にカットイン。GK中林洋次への死角となったのか、ボールはそのまま抜けてゴールに吸い込まれていった。札幌の勝利は2試合ぶり。今季4勝目で勝ち点を13に伸ばし、3位に浮上した。

 対する岡山は今季初の無得点で初黒星を喫した。明治大から加入したルーキーFW藤本佳希が初先発を飾ったが不発。MF矢島慎也、そして途中出場のFW豊川雄太のU-23日本代表代表コンビも見せ場を作ることが出来なかった。岡山は順位を5位に落とした。


●[J2]第7節1日目 スコア速報

TOP