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サウジアラビアリーグ、審判が選手の散髪のため試合を中断

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 サウジアラビアリーグで、髪を切るために試合が中断されるという出来事があった。スペイン『マルカ』が報じている。

 イスラム教スンニ派の中でも厳格なワッハーブ派が国教で、信仰や伝統に背くものと奇抜な髪型が禁じられているサウジアラビア。3日に行われたアルシャバブ対アルカディシヤでは、審判がアルシャバブGKワリード・アブドッラーの前髪が若干長いと判断して、試合中に散髪を命じている。

 最初は信じられない様子のアブドッラーだったが、説得を受け入れた後にピッチから出て、ハサミを持った2人のスタッフによって髪を切られた。アブドッラーはGKであるために試合は中断せざるを得ず、ほかの選手たちは散髪が終わるのをピッチ内で待ち続けている。

 試合は2-0で、アルカディシアの勝利に終わっている。
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