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不調名古屋に追い打ち…守護神楢崎が負傷交代で病院直行

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[4.20 ナビスコ杯第4節A組 名古屋0-0甲府 パロ瑞穂]

 ヴァンフォーレ甲府と0-0で引き分け、公式戦の連敗を5で止めた名古屋グランパスに守護神負傷という大きなアクシデントが襲った。

 前半35分、ゴール前で甲府にFKを与えると、MF福田健介のシュートが枠内に飛ぶ。しかしこれに飛びついたGK楢崎正剛が手に当てると、ボールはクロスバーを叩いて外れる。こぼれ球もクリアし、名古屋はピンチを防いだ。

 だが、アクシデントが楢崎を襲っていた。着地の際に右ひじをひねってしまう。メディカルスタッフも飛び出し応急処置を試みるが、すぐに×サイン。GK武田洋平との交代を余儀なくされると、楢崎は試合中に病院に直行した。

 リーグ開幕戦こそ白星発進を決めた小倉隆史新監督率いる名古屋だが、3月23日のナビスコ杯大宮戦以降、公式戦5連敗を記録。数字上の連敗は止まったが、内容面での課題は残ったまま。そして守護神の離脱と、厳しい状況が続いている。

 一方の甲府は引き分けで勝ち点を5に伸ばし、決勝トーナメント進出の望みをつないだ。しかし甲府にもアクシデントが襲う。前半42分にFWニウソンが右もも裏を痛めて交代。名古屋グランパスU18出身のルーキーMF森晃太との交代を余儀なくされた。助っ人の離脱となれば、甲府にとっても痛手となる。


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