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モイーズ氏、ダービー大敗の古巣エバートンを酷評「本当にひどかった」

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 元エバートン監督のデイビッド・モイーズ氏は、20日に行われたリバプールとのマージーサイドダービーに完敗を喫した古巣の戦いぶりを酷評している。

 敵地アンフィールドに乗り込んだエバートンは、前半終了間際に立て続けに2失点を喫して苦しくなると、後半立ち上がりにはDFラミーロ・フネス・モリがラフプレーで退場。DFジョン・ストーンズの負傷交代なども響き、さらに2失点を重ねて0-4の敗戦に終わった。

 2013年まで11年間エバートンを率いたモイーズ氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』で古巣の戦いについて次のように語った。

「隠しようがない。今夜のエバートンは散々だった。本当に、本当にひどかったよ。シェイマス・コールマンフィル・ジャギエルカの不在の影響も大きかったし、退場者やCBの負傷やガレス・バリーのハーフタイムでの交代など、何もかもうまくいかなかった」

「だが、それがエバートンの敗れた理由ではない。敗れたのはリバプールの方が良いチームだったからだ。エバートンは前半にも十分な戦いができていなかった。単純にそういうことだ。それであまりにも難しい仕事になってしまった」

 これでリーグ戦7試合白星なしと低迷に陥っているエバートンだが、23日に予定されるFAカップ準決勝マンチェスター・ユナイテッド戦に向けてチーム状態を立て直さなければならない。

「もう一度チームの準備を整え、ユナイテッドと戦えるようにしなければならない。準決勝は大きなチャンスだし、観客からの大きなサポートもあるだろう。今夜の結果は非常に悪かったし、主力選手に負傷者もいるので非常に難しいことではあるがね」

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