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登里が昨夜のLINEに応える逆転アシスト! 大久保「狙っていないと思うけどね」

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[5.14 J1第1ステージ第12節 川崎F 3-1 神戸 等々力]

 川崎フロンターレのFW大久保嘉人が350試合出場の節目で2得点を挙げ、チームを逆転勝利に導いた。これで大久保はJ1通算得点記録を165得点に伸ばした。

 前半終了間際にFKから先制点を許してしまった川崎F。しかし、エースが後半に躍動する。後半11分、FW小林悠が獲得したPKを大久保が落ち着いてGKキム・スンギュの逆を突いてゴール左隅に流し込む。さらに同18分、MF登里享平の浮き球パスに反応した大久保が、GKキム・スンギュの頭上を突く右足ループを決め、2-1。終了間際にはDFエウシーニョが加点し、3-1で逆転勝利をおさめた。

 試合後のヒーローインタビューで大久保は、「1試合1試合大事に思っていた。神戸とは相性は良くないので、どうなるかと思っていたが、先に点を取られてしまった。フロンターレは後半は強いですし、自信をもって巻き返しできたのでそこが勝因かなと思う」と試合を振り返った。

 また、2点目のシーンについては、「たぶん登(登里享平)は狙っていないと思う。狙っていないと思うけど、あれが登のアシストとなると思うので、昨日の夜、LINEで『明日アシストしろよ』というメールをして、『できるように早く寝ます』と言っていた」と笑顔で明かした。

 これで3年連続得点王の大久保は9得点とし、広島のFWピーター・ウタカと並び、得点ランクトップタイとした。「チームのみんなが(パスを)集めてくれるので、自分はそこで集中して決めているだけですし、1試合1試合点を取る気持ちでやっている。節目に点も取れて、チームも勝てて良かった」と勝利を喜んだ。

●[J1]第1ステージ第12節2日目 スコア速報

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