beacon

甲府2点リード守れず…名古屋が終盤の猛攻でドローに持ち込む

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.14 J1第1ステージ第12節 甲府2-2名古屋 中銀スタ]

 ヴァンフォーレ甲府のホームで行われた名古屋グランパスとの一戦は、2-2の引き分けに終わった。甲府は2試合連続ドローで6戦勝利なし。名古屋は連敗こそ避けたが、2戦勝ちなしとなった。

 先制は押され気味の前半を無失点で耐えた甲府だった。後半4分、左サイドからFWクリスティアーノがクロスを上げると、DFオーマンがクリアしきれず、頭に当てたボールが流れる。これをMF田中佑昌が押し込み、先手を奪った。

 さらに甲府は後半23分、途中出場の名古屋U18出身ルーキーFW森晃太が中央を突破。左サイドのクリスティアーノにスルーパスを出すと、シュートはGK武田洋平に弾かれたが、こぼれ球にMF松橋優が体ごと飛び込み、リードを2点に広げた。

 しかし終盤、名古屋がようやく反撃に出る。後半35分、右サイドからのCKを獲得すると、199cmFWシモビッチが今季8点目となるヘディングシュートを決めて1点を返す。さらに甲府MF保坂一成が接触プレーで負傷したことで、名古屋は数的優位に最終盤を戦うことになった。

 そして後半アディショナルタイム2分、左サイドからDF武内彬がクロスを上げると、シモビッチを越えたところにいたDF古林将太が頭で流し込み同点。ただその後、MF田口泰士のミドルシュートなど、枠内を捕える波状攻撃を見せた名古屋だが、GK河田晃兵のビッグセーブに阻まれ、逆転弾を奪うことは出来なかった。


●[J1]第1ステージ第12節2日目 スコア速報

TOP