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トップ下、サイドでの起用…去就注目の大迫「すごく苦しんだ」

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[5.14 ブンデスリーガ第34節 ドルトムント2-2ケルン]

 ブンデスリーガは14日、最終節を行い、FW大迫勇也の所属するケルンは敵地でドルトムントと対戦し、2-2で引き分けた。大迫は2試合連続のベンチスタートとなり、後半41分から途中出場した。

 ケルンでの2シーズン目は25試合に出場(うち先発14試合)し、1得点。トップ下やサイドハーフなど本職ではないポジションでの起用がほとんどだった。「今シーズンはなかなかフォワードができない状況が続いて、トップ下ならまだしも、サイドで使われることが多かったので、すごく自分としても苦しんだ」と率直に振り返った。

「すごくもどかしさがあったけど、やりながらそれが消えていったことも確か。ただ、やっぱり前でやりたいというのが僕の中にはあった。一番前ではやれなくても、攻撃的なことをもっとやりたいなと思っている」

 シーズンを戦う中で徐々に自分の気持ちを整理することはできたが、だからこそブンデスリーガという舞台でストライカーとして勝負したいという思いも強まった。「苦しんだけど、この苦しみが生かされるように、来シーズンはもっともっと結果を突き詰めたい」。現地紙では今夏の退団を希望しているとも報じられた大迫。注目の去就については「まだこれからです。これから考えます」と話すにとどめた。

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