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パリSG、本拠地のスタンドにイブラヒモビッチの名を冠する計画を明らかに

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 クラブのレジェンドとなった男を記念するため、パリSGは本拠地の観客席にFWズラタン・イブラヒモビッチの名をつけることになるようだ。ナセル・アル・ケライフィ会長が明かしている。

 今季限りでパリSGとの契約が満了となり、去就が注目されていたイブラヒモビッチは、契約を延長せず退団することが13日に発表された。4年間の在籍で数々の記録を更新した男は、本人の言葉どおりまさに「レジェンドとして去る」ことになる。

 すでにクラブの歴代最多得点記録を大幅に更新していたスウェーデン代表FWは、退団発表後の14日に行われたリーグ1最終節ナント戦でも2得点。今季38得点で3度目の得点王に輝くとともに、カルロス・ビアンチ氏が保持していた1シーズンの最多得点記録も塗り替えた。

 アル・ケライフィ会長はイブラヒモビッチの母国スウェーデンのテレビに対し、本拠地パルク・デ・プランスのスタンドに同選手の名を冠する計画があると明かした。『SVT』に次のように話している。

「我々は彼のためにあらゆることをやろうとしてきた。彼にはその資格があるからね。だが、スピーチをしたときには1つ忘れていたことがある。スタンドの1つに彼の名をつけるということだ。これで我々が彼に十分報いられることを願っているよ」

 2年連続国内3冠を懸けてマルセイユと激突する21日のフランス杯決勝が、イブラヒモビッチのパリSGでのラストゲームとなる。またパリSGは、同選手が現役引退後にフロント入りすることに合意したとも発表している。
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