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東京五輪世代の福岡MF邦本がプロ初ゴール!!主将・城後も「うまさでチーム1番」と太鼓判

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[5.21 J1第1ステージ第13節 柏3-2福岡 柏]

 東京五輪世代のアビスパ福岡MF邦本宜裕(18)が与えられたチャンスをしっかりモノにした。今月14日の第12節・湘南戦(1-0)でJ1リーグで初先発を果たすと、18日のナビスコ杯第5節・横浜FM(1-2)戦ではフル出場し、この試合でも先発のチャンスが巡ってきた。

 1点ビハインドで迎えた後半11分、ハーフェーライン付近でパスを受けた邦本はそのままドリブルで一気に仕掛け、右でフリーで並走したエースFWウェリントンをおとりにPA手前から左足一閃。低い弾道のシュートがゴール左を捉え、同点ゴールを叩き込んだ。「練習していたことが出せた。前にスペースがあったので自分で運ぼうと思っていた。ウェリントンがうまく相手をひきつけてくれた。あれは決めないと」。邦本は浦和の2種登録選手として出場した2013年10月16日の天皇杯3回戦・山形戦で得点を挙げていたが、これがプロ入り初ゴールとなった。

 邦本の活躍はこれでは終わらない。同点から3分後の後半14分には、左のスペースで受けた邦本が「イメージ通り」と語るクロスを上げ、最後はFW城後寿が左足で押し込み、2-1と逆転に成功した。その後、チームは2失点を喫し、2-3で敗れたものの、邦本は豊富な運動量で「課題」と語る守備でも奮闘。足がつってしまい、同31分には交代を告げられたが、最後までチームのためにピッチを走り続けた。

 この日、1ゴール1起点と活躍した邦本に対して井原正巳監督は、「彼は若いが攻撃のところのアクセント、そしてリズムチェンジだったり、決定的なパス、自分でもシュートを打てる力を持っている。これからが本当に楽しみな選手」と期待を寄せる。また、キャプテンのFW城後寿も、「うまさで言うとチームでおそらく僕が見た中で一番うまい。もっと守備のところをうまくできるようになれば怖い選手になる」と太鼓判を押す。

 成長が期待される1997年10月8日生まれの邦本は、1997年1月1日以降に生まれた選手が対象となる2020年の東京五輪世代にあたる。「オリンピックには出たい。その中でも中心となって、自分がいないとダメだなというぐらいの選手になりたい。負けず嫌いなので、人に引っ張られるよりは自分で引っ張れるようになりたい」と意気込む邦本。まだプロとしては始まったばかりの18歳MFだが、これをきっかけにチームの勝利に貢献し続け、4年後の東京五輪では抜群の輝きを放つ。

(取材・文 清水祐一)
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