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ボヌッチ、代表落選のバロテッリに…「プリマドンナでなく、チームのために犠牲を払わないと」

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 イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、ミランFWマリオ・バロテッリは「プリマドンナ」ではなくチームのために働く選手に変わらなければいけなかったと述べている。

 アントニオ・コンテ監督がEURO2016に向けて招集した候補メンバーに、今季のセリエAで1ゴールに終わったバロテッリは含まれなかった。バロテッリは4年前、EURO2012で決勝まで勝ち上がったイタリアのキーマンだった選手だ。

 ボヌッチはバロテッリについて問われると、次のように述べた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『メディアセット』などが報じている。

「今回のイタリア代表がベストのバロテッリに期待できないのは残念か? すべてはマリオの手中にあったんだ。彼は賢く変わろうとしなければいけなかった。まだそれをしていない」

「今のような代表では、バロテッリは重要な存在となっただろう。ここに必要なのはプリマドンナではなく、チームメートのために犠牲を払う戦車だということを理解していたら、今ごろ彼は世界有数のアタッカーになっていたはずだ。これからまだ満足できるかもしれない。代表にも戻るかもしれない。でも、今言ったように、マリオ次第だ」

 イタリアは苦戦するという下馬評だが、ボヌッチはEUROに向けて次のように意気込んだ。

「監督が言ったことは正しい。素晴らしい大会にするには、僕らユーベの選手たちが力とメンタリティーを発揮しなければいけない。ユーベでやったように、夢を見させようとしなければ。疑いの目を喜びに変えなければいけない。僕らは謙虚に、勇敢になり、夢を見なければいけないんだ。ランキングは良くないけどね」

 コンテ監督が来季から率いるチェルシーや、ジョゼップ・グアルディオラ監督が就任するマンチェスター・シティなどからの関心が噂されるボヌッチだが、ユーベに残ると強調した。

「僕はユーベに残る。疑いはまったくない。長期契約があるし、トリノではうまくやっているんだ。変える理由はないと思う」

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