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欧州制覇を喜ぶペレス会長「ジダンはマドリーの歴史にとって重要な存在」

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 28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーをPK戦の末に下して優勝を勝ち取った。フロレンティーノ・ペレス会長が喜びの言葉を述べている。

 2年前の再現となったCL決勝でのマドリッドダービーは、前回と同じ1-1のスコアで延長戦に突入。今回は延長戦でスコアが動くことはなく、PK戦の末に5-3でマドリーが通算11度目の欧州制覇を成し遂げた。

 ペレス会長はスペイン『アンテナ3』に次のように語り、強力なライバルとなったアトレティコに対しても賛辞を送っている。

「マドリーの会長であることを非常に誇らしく感じている。素晴らしいファンを持ち、素晴らしい歴史があり、素晴らしい選手たちを擁しているクラブだ」

「隣人であり友人でもあるアトレティコにも言葉を捧げたいと思う。ここ数年のアトレティコは今のようなレベルを示してきた。彼らの行ってきた努力を考えれば少し痛みも感じるが、彼らもいつか勝利を得ることができると確信している」

 シーズン途中でBチーム監督から昇格したジネディーヌ・ジダン監督は、トップチームでの監督デビュー初年度にビッグタイトルを手に入れた。

「ジダンは私にとっても、マドリーにとっても、クラブの歴史にとっても非常に重要な存在だ。2001年には歴史を変えてくれた。選手として優勝し、副監督として優勝し、今回は監督としても優勝した」

 FWクリスティアーノ・ロナウドに対しては、契約を延長していつまでもマドリーでのプレーを続けてほしいと期待を口にしている。

「彼はEUROへ行くので来週(契約を延長する)ということはないと思うが、彼には一生ここに残ってほしいと思う。クラブの支柱の一人であり、歴史の一部だからだ。クリスティアーノのいるレアル・マドリーという1つの時代を築いている」

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